はり治療とは筋肉または身体に361個あるツボに刺していく施術方法です。はり先の太さは0.1㎜~0.3㎜ほどで
髪の毛よりも細いです。
はりにも種類がありシールタイプのハリや小児鍼、ローラー鍼など患者さんの目的に合わせて使い分けていきます。
お灸治療とはもぐさを使ってツボに温熱刺激を与える施術方法です。もぐさはヨモギの葉から作られます。
冷えが強い方やはりでは刺激の強い手先、足先などのツボに行うことが多いです。
逆子の治療にも多く使われます。
はり・きゅうの効果・メカニズムについて
はり・きゅうでNIH(米国国立衛生研究所)の研究で科学的に根拠のある病気や症状はたくさんあります。
【神経系疾患】神経痛(しびれ)、神経麻痺、自律神経失調症、頭痛、めまい、不眠、ノイローゼなど
【運動器疾患】関節炎、リウマチ、肩こり、腰痛、五十肩、捻挫、骨折など
【内科的疾患】胃腸病(胃炎、下痢便秘など)婦人科系(更年期障害、生理痛、冷え性)
凝っているコリのある筋肉は血行不良がおきている状態
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そこにはりを刺すことで目にはみえない小さな傷を筋肉につけます。
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身体はケガをしたと思い血液をたくさん送り込みます。
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血液が多く集めたくさんの栄養や酸素を与えることで自己治癒力が上がり筋肉のコリがなくなるイメージです。
このような反応が体内で行われ、治療後「身体が軽くなった」「身体が温かくなった」と感じます。
はり・きゅうは科学的・医学的にエビデンスがしっかりある医療と言えます。